軍縮・不拡散関連活動
部外講師による講演会|軍縮・不拡散関連活動

ロヘリオ・フィルテル化学兵器禁止機関(OPCW)技術事務局長講演会
「化学兵器禁止条約(CWC)発効10周年を記念して:化学兵器禁止条約の役割と課題」
The Tenth Anniversary of the entry into force of the Chemical
Weapons Convention: Overview and remaining issues

この度当センターでは、化学兵器禁止条約(CWC)発効10周年を記念して来日予定の、ロヘリオ・フィルテル化学兵器禁止機関(OPCW)技術事務局長をお招きして、CWCのこれまでの歩みと今後の課題についてご講演頂くことといたしました。
CWCは、1997年4月に発効し、2007年6月現在の締約国数は182カ国で、国連安保理の常任理事国の他、インド、パキスタン、イラン等が既に締結しています。一方、北朝鮮、イラク、イスラエル、シリア、エジプト等はまだ締結していません。
化学兵器禁止機関(OPCW)は、CWCの実施にあたる国際機関として、1997年5月にオランダのハーグに設立され、世界的な化学兵器の全面禁止および不拡散のための活動を行っています。具体的には、化学兵器及び生産施設の廃棄の進捗状況を、申告と査察という検証を通じてモニターしており、設立以来合計約2500回の査察を実施しています。
フィルテル氏は2002年7月にOPCW技術事務局長に就任され、現在2期目を務めておられます。2003年にはCWCの普遍化促進と締約国による条約の国内実施強化を目的とした行動計画をとりまとめられ、締約国数を154カ国から182カ国にまで増加させました。今後は、未締結国の締結を促進するとともに、既に締結した国でのCWCの義務の履行を徹底することが主要な課題であるとされています。これは、もしCWC未締結の国、または締結はしていても国内法制度が整備されていない国があれば、テロ組織などがこれら諸国において化学兵器の開発、獲得を試みる恐れがあるという点からも極めて重要な課題であるといえます。
こうした状況を踏まえ、CWC発効10周年の機会に、その現状と課題について、フィルテル事務局長から直接お話を伺うことは大変意義深いものと考えております。ぜひ多くの皆様方にご参加頂けますよう、お願い申し上げます。

1.日時

2007年8月28日(火) 14:30〜16:00

2.場所

(財)日本国際問題研究所大会議室(霞が関ビル11階)

3.講師

ロヘリオ・フィルテル化学兵器禁止機関(OPCW)技術事務局長
H.E. Ambassador Rogelio Pfirter, Director-General,
the Organisation for the Prohibition of Chemical Weapons (OPCW)

4.通訳

日英同時通訳つき

5.参加申込み方法

8月24日(金)までに軍縮・不拡散促進センター藤田までE-mailまたはFAXでお申込ください。
なお、会場の定員に 限りがございますので、定員になり次第、受付を終了させて 頂きます。
E-mail:yoko.fujita@cpdnp.jp
FAX:03-3503-7559
記入事項:所属、役職、氏名、件名に8月28日フィルテル氏講演会出席の旨お書き下さい。

6.フィルテル事務局長略歴

氏名:ロヘリオ・フィルテル
H.E. Ambassador Rogelio Pfirter

現職:化学兵器禁止機関(OPCW)技術事務局長
Director-General,
the Organisation for the Prohibition of Chemical Weapons (OPCW)

1948年 アルゼンチン生まれ
1972年 アルゼンチン外務省入省
1975-80年 アルゼンチン国連代表部勤務
1980-81年 政務担当外務次官補首席補佐官
1982年 在ロンドン・アルゼンチン利益代表部勤務
アルゼンチン国連代表部勤務
1990年 外務省副官房長
1991年 外務省原子力・安全保障局長
1992-94年 外交政策担当外務次官
1995-00年 駐英アルゼンチン大使
2000-02年 ラ・プラタ川委員会アルゼンチン代表団長
2002年 外交政策担当外務次官、海洋法条約国内委員会委員長
2002年7月 OPCW技術事務局長
2006年7月 同2期目